この銃はボルトアクションのエアコッキングなので電気もガスも使わない。玉は分解して土に帰るエコ弾にした。高速で連射できる銃のほうが猿に恐怖を与えるだろうが庭が弾だらけになってしまうのは困るので一撃必中を目指した。とはいえこの手の銃の中ではもっとも安物だ。撃ってみると着弾は結構ばらつく。しかし10m位なら半径10センチ程度のばらつきで収まる。高精度な弾を使えばもっと命中精度は上がるだろうが、この程度の精度で充分なのでエコ弾を使うことにした。
午後3時頃いつものように猿がやってきた。窓を開けると近くからは去っていったのだが10mくらい先では悠然とクスノキの実を食べている。実を食べるのはかまわないのだが糞をあちこちにされるのが困るのだ。早速銃で撃った。顔には当たらないように背中を狙った。3匹に一発づつ発射して3発とも命中した。他の猿たちも這々の体で逃げていった。これで当分はやってこないだろう。
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しかし、猿にエアガンを向けるという行為はあまり気持ちのいい行為ではありません。というかできればやりたくはないのです。猿が言葉さえ話せればなんとかいい解決法があるんでしょうけどね。まあ言葉が話せても大砲を撃ち合ったりするような愚かなことをしてしまうような人達もいるようですが、できれば武器とか使わずに済ませたいものです。エアガンは紙の的か空き缶を撃つくらいが気楽で楽しいのです。お猿さん、お願いだからもううちには来ないでと願っています。
逆襲に会わないように気をつけてください。
私は金曜の夜に子犬に足を噛まれました。
小さいのでなめていたのが間違いでした。
なにもしなければ庭はおろか屋根をドスドス走り回られますし、中に入られる恐れもあります。しばらくは平穏に暮らせそうです