私は30年ほど前からパソコンを使って仕事をしています。会社勤めをしていたときは極端に机にすわってばかりということはなかったのですが、20年ほど前に独立してからは、ほとんど一日中パソコンと向き合っているような状態でした。たまに息抜きにクラシックギターを弾いたりしていたのですが、これもあまり動きはなく、かなり運動不足でした。週に一度ほどロードレーサーに乗っていたのですが、日常的にはかなり運動不足でした。仕事が多いときは肩こりなどもあったのですが、慣れてしまって特に苦痛には感じていませんでした。ただ、歳をとってからは、やはりあちこちにガタがでますし、若い頃は平気だったことも我慢できなくなることも多くなったように思います。首周りの状況も若い頃とほとんど同じようなものですが、歳をとったぶん耐えきれなくなってきたのでしょう。
耳鳴りが酷かった頃は、首を左右に振るとき、ギリギリ・・ゴキゴキ・・と音がしていました。若い頃は180°以上回っていたと思うのですが、可動域がかなりせばまっていると感じました。また限界付近ではかなり抵抗を感じていました。手を添えて限界以上に回したときに耳鳴りが生じるのは、神経の圧迫とかそういったことに起因するのだろうと思います。首周りの骨や筋肉の状況が悪化しているときは限界まで回さなくてもそういった状況になったのではないかと考えました。
以上のようなことを考えて首周りの状態を改善すれば耳鳴りは治ると思ったのです。QPだけでなくタケダやシオノギなどからも同じような「目・肩・腰」に効く薬があるので、ひと瓶おわったら別の薬を試そうと思っています。最近は症状が緩和されたので薬を飲むのをよく忘れていますが、首をぐりぐり廻す、長時間同じ姿勢で固まらないといった程度のケアだけで耳鳴りが聞こえることはほとんどなくなってきています。