ポルタについてはネットで検索したら目盛環をダウンロードでき、プリントアウトもできた。100%でプリントしたらちょっと短かったので101%で印刷したらぴったりだった。ポルタはSE120か8センチRFTで見るので視野は3°以上ある。たぶん充分に実用になるだろう。これについてはもうすでにできあがった。まだテストはしてないけど・・・
Ninja400については、XW30をつけても視野は1.1°くらいなのでちょっとシビアになる。しかし、ファインダー(視野6.5°)に入れるようにするのは簡単だろうし、ぴったりど真ん中に導入できなくてもないよりはましかもしれないし、基準星を見たい天体の近くに設定してやれば、だいたいできるんじゃないかと楽観している。
ポルタもNinjyaも、架台の水平や垂直の精度だけに頼らず、基準星を使ってアライメントできるようにする。ポルタについては目盛環を回転できるようにした。Ninjjaについては、垂直はダイヤルで目盛りを動かせる傾斜計を使い、測定面を調整できるようにする。水平は一番下の部分に目盛環をつけ、動く部分に調整可能な指標をつけることにする。
一番の問題はNinja400の方位目盛環をどうやって作るかということなのだが、貼り付けることが出来る2mのテープメジャーがあったので、これを一周貼り付けて周長を計り、周長を360で割って1°単位の目盛環を別のテープに手書きで描くことにした。周長は197センチくらいなので1°は5ミリ程度となる。これくらいなら手書きでもなんとかなるだろう。水平も垂直も分度器を使うことも考えたのだが、持ち運びや組み立てのとき邪魔にならないようにするには、取り外し可能な傾斜計と場所をとらない目盛環を描くというのが一番かなと思う。テープメジャーを貼るだけで、方位角はそのたびに計算するか早見表を作るということも考えたが、実際に操作するときはなるべく楽に手早く使えるようにしておいたほうがいいと思うので、めんどくさいけど手書きで方位目盛環を作ることにする。
あしたには傾斜計が届くと思うのでなるべく早くしあげたいと思う。