そこで今年の旧暦七月七日(8月19日)の月の動きを天文シミレーションソフトで調べてみた。夜7時頃にはスピカの東、天の川の西側に月がある。そして12時間後の位置を調べてみると、まだ天の川をまったく渡っていない。天の川を渡りきるには5日ほどかかるのがわかった。五日もかかれば月は丸くなり織姫は落っこちてしまうではないか。一日で渡れるケースがあるかどうか全部調べたわけではないが、月が一晩かけて織姫を彦星のもとに連れて行くというのはどうもガセのようだ。
検証もせずに信じ込んだ私も悪いが、いい加減なことを書いた奴はもっと悪い。20年くらい信じ込んでいた。その間、多くの人にこの話をした。ここで謝罪したい。誰も見ていないこのブログで謝罪したところでなんにもならないが・・・どうもすみません、本当は一年に一度一晩だけではなく一週間くらいはデートしていたのだと思ってください。
これは東筑軒の七夕弁当。なかなかよくできているじゃあーりませんか。