月が沈んで空が良くなった頃、夏の星座があがってきました。透明度がとびきりよくなったというわけではありませんが、暗い天体もよく見えるようになりました。さそり座やいて座の賑やかな星雲星団を見た後、ヘルクレス座のM13を見ました。一緒に見た人と球状星団の不思議さについて語り合いました。いったい中心はどうなっているのだろう?とか、なんでこうなったのか?とか、個々の星はまっすぐ中心に向かっておちていっているんだろうかとか、このまま集まっていったら最後はどうなるんだろうなどと熱く語り合いました。球状星団はおそらく銀河周辺の矮小銀河の星々が、まず自分たちの引力で引き合い、充分に集まったところで、それらの共通の重心が天の川銀河の引力に吸い寄せられたのだと思います。ということで矮小銀河(局部銀河)も見ました。UGC10822です。30’程度と大きいのですが非常に淡いのでわかりづらい星雲です。そこはやっぱりNinja400の絶大な集光力が役に立ちました。その後も話は続き、ダークマターの話なんかもしました。
また、EM1SにMT130を載せていた若い人とM3を見ました。M3は球状星団ですが、そのまわりに3つの星があり、これがバックトゥーザフューチャーのデロリアンにのっている次元変換装置に見えると話したら、その人もそうだと言っていました。いや~こんなことで話が合うなんてすごいなあと思いました。わたしは密かにM3をデロリアンと呼んでいたのです。その人も先輩だったか先生だったかにそう教えてもらったということで、みんな考えることはおなじだなあと思いました。
そうこうしているうちに夜が明けてきました。最近買ったソニーのコンパクトデジカメの手持ち夜景モードで撮影しました。手持ちで金星まで写るとは世の中進歩したもんです。
みなさんに会えてとても楽しかったですね。
球状星団もいろいろ考えてみると深いですし・・
珍しいものばかり見させて戴きありがとうございます。
それにしても、ソニーのコンパクトデジカメ・・おそるべしです。
手持ち夜景モードは感度を上げて手ぶれ補正しながら複数枚撮影して合成してるみたいですよ。凄いですね。
今回も楽しく過ごす事が出来ました....けど、心残りがひとつ。
特製激ウマ野菜コンソメスープをお渡し出来なかった事です。
もぅー、takabogeoさんったら、呼んでも来ないんだからぁ~(;^^)
スープはまた次回にでも。
んじゃまたでわでわ♪
私も楽しかったですよ。天文の楽しみはいろんなアプローチの仕方がありますが、スタパーにいけばいろんな人の話が聞けるので参考になると思います。夏が楽しみですね。