19時少し前に目的地「空の公園」にトブさんとぴったんこ同時に着いた。ずっと雨が降っていた。トブさんの車の中で弁当を食べてから、天気の状況が悪いのでいったん佐伯のジョイフルで時間をつぶすことにした。
ジョイフルで天気の様子を調べて、金環食帯はあきらめて少しでも晴れ間のありそうな九州北部に移動することに決め、遅れてくるTさん夫婦に連絡した。
Tさん夫婦とは別府で落ち合い、21日3時頃までおしゃべりした。山口あたりに行こうかとも話したが、そこでもまずだめだろうということで行橋まで戻ることにした。
5時半頃、行橋に着いたが雨はやまなかった。しかし雨は小降りになったので雲が薄くなったときにちょっとでも見られるかもしれないと、車の中から望遠レンズで撮影することにした。
7時36分頃、最大食分を少し過ぎた頃、雲が薄くなったときにCの字の太陽がぼんやりと見えた。すぐに隣の車で寝ていたTさん夫婦を起こそうとしたのだが、奥さんが目を覚ましたときにはもう見えなかった。食が終わる直前にも、太陽の形がぼんやりと見えた。今回の日食で太陽の形が見えたのは、この2回だけ。ほんの数秒だった。400キロも運転して・・である。ま、ほんのちょっとでも見えてよかった。
本来なら悔しいはずなのだが、最近はあまりそういう感情にならない。スタパーとか、こういったイベントが悪天候でおじゃんになっても、不思議と悔しくないのである。星見などのイベントで同好の友人と語り合うことができたら、ついでに星なんかが見えたらいいよね~くらいの感覚なのである。晴れている所で誰かが写真撮ったり、動画をアップしたりしてくれているだろうからそれを見ればいいし、一応友達で集まって経過は楽しんだんだし、見れなくて残念だったなあという気持ちより、久しぶりにみんなにあえて楽しかったなあなんていう気持ちのほうが大きいし、みんなで悔しがれば一人で悔しがるより楽ちんなのである。金環日食はそのうちまた今度というわけにはいかないけれど、天文の楽しみと仲間とのつきあいは一生続くのでなーんも問題なし。
雨でしたが、たのしい時間でした。
結局雲越しに・・シルエットで終わりましたが、
不思議と満足感のある幸せな余韻が残りました。
これもtakabogeoさんとTさん夫妻のおかげだと感謝しております。
次回もまた星見よろしくお願いします。
他にあんまりいくとこないしね
私なんか普段から妄想しまくりで楽しんでますから、それが現実とイコールでなくても全然平気です。