我が家の庭は夏草が生い茂っている。早く刈り取らなければならないが、そんなことどうでもいいや・・秋になったら枯れるし・・・と開き直った心情を表した。夏草やではじまるから夏の歌だと一瞬思わせ、実は秋の歌だったという意外性と夏から秋への移ろいをずぼらに詠んだ。季語を二つもいれたらだめじゃんか・・というのを季重ねとか言うらしいが、それがどうした。そんなこと気にするようならとっくに草刈ってるさ。
泡立ち草 四五百本もありぬべし
子規の「鶏頭の十四五本もありぬべし」をパクった歌。さすがに四五百本はないだろうが・・・いや本当にあるかもしれない・・・相当な数の背高泡立草が庭に生えているんだろうなという意味。早く引っこ抜かねばならないと焦っているのか、ほっとけばいいさと達観しているのか・・・後に泡立ち草論争となるだろう。
今、マイルスのLP、Walkinを聞いているのだが、すごくいい感じ。たった3000円の8センチフルレンジ+7000円で買ったスーパーウーファーでこんなにいい音だしたら反則やろ・・と思えるほど気に入っている。このLP・・実は人から借りっぱなし。もう30年くらい前の話だから時効だよね。あー、ウイスキーをストレートで飲みたいけど、まだ胃潰瘍直ってないしな~ てな感じで秋の夜はふけていきました。