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BK85WB

  とても気に入っている8センチフルレンジのFE83Enは、P800Kという2000円くらいの箱に入れていたのだが、下図のように周波数特性はかなり暴れている。たぶんFF85WKで測定しているのだろうと思うが、FE83Enでも同じようなものだろう。一番耳につくのは1~2kHz付近の山で、バイオリンの高い音がキンキンと気持ち悪く聞こえてしまう。そこで吸音材をたくさん詰め込んだり、foobar2000のグラフイックイコライザーでこの付近を下げて聞いていた。

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  それだけでも充分に満足していたのだが、やはりBK85WB(ユニットはFF85WK)の周波数特性をみると、こっちにすればもっといい音になるだろうと思っていた。しかし1個1万円もするので、ちょっともったいないなと我慢していたのだが、NS-F700でたまったポイントを使って購入してしまった。結果的にこれが大正解で、1~2kHz付近の山はきれいになくなり、とても澄んだ音になった。

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  書斎では、マトリクス805、NS-F700、BK85WBに入れたFE83En+YST-SW45の3セットを使うことになった。マトリクス805は穏やかないかにもクラシック用といった音で、FE83Enはハイスピードで独特の繊細さと緻密さがある。NS-F700はヤマハらしい中高音の美しさがあり、他の2セットの中間的な表現をするように思う。何を聞くにしてもどのセットで聞くかとても迷ってしまう。どれで聞いても楽しいから,まあいいか。

  
by takabogeo | 2017-06-23 02:08 | Audio | Comments(0)

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