最初は一輪の赤いバラ。次のページはバラとそれにとまる蜂。
次のページはバラと蜂に陰をつくるタチアオイ。
次のページはバラとハチとタチアオイの脇のキンセンカ。
・・・・どんどん花が増えていき、言葉が積み重ねられて
大きな花壇が描写される。
そしてネコとネズミが登場し、ちょっとした事件が起きる。
絵と文章が巧みに連携し、詩的で美しい。
この本は絵を奥さんが描いているようで、
がまくんとかえるくんの絵のイメージと随分違う。
わたしはがまくんとかえるくんのシリーズが昔から好きで、
4冊全部持っている。かえるくんのような人と結婚したいと思っていた。