ギターは弦が6本もあり、同じ音がいろんなポジションで出せる変な楽器です。ローポジションではどこを押さえたら何の音というのはだいたい覚えているのですが、高いポジションの特に3~5弦あたりは覚えているポジションから数えていかないと何の音かわからないという人が結構います。ポジションを覚えるには音名を歌いながら弾くとか、スケールを地道に練習するとかいろいろな方法があると思いますが、それも割と面倒でなかなか頭に入りにくく、弦がたくさんあるために瞬間的にイメージしづらいという問題があります。
そこで簡単にポジションをイメージできる方法を紹介しましょう。まず、3フレットまでを使うポジションは丸暗記してください。ついでにすぐ近くの5フレットまでの音も覚えてください。これまではそう難しいことじゃありません。次に、7フレットに透明なカポタストがあると思ってください。そして一弦下に全部ずれると思ってください。そうすると下の図のように1~5フレットまでの青丸で示したポジションと7~12フレットまでの赤丸で示したポジションのならびは全く同じだということが簡単にイメージできます・・1オクターブ上ですけどね。2弦はチューニングするとき半音低くするので1フレット高い位置を押さえるのだと思ってください。1弦と6弦は2オクターブ違いで全く同じです。これで7~12フレットの範囲も完全に覚えることができます。私はこれを7フレット透明カポタスト法と呼んでいます。
7フレット透明カポタスト法 (7フレットバーチャルナットイメージ法と呼んだ方がかっこいいかも)
1弦・2弦・6弦は視覚的にも捕らえやすいので丸暗記も簡単でしょう。12フレットより高いポジションは1~12フレットまでと同じ繰り返しです。これで完全にポジションを覚えることができると思います。
連続性があったのですね・・
ギターが弾けるわけではありませんが・・少し感動・・。
できればなるべく楽したいというのがモットーでして・・・・。